作家と併せて作品をみる。

シズクのこぼれ話

「魅力的な顔の科学者は、良い科学者という評価を受けにくい。」

こういうセンセーショナルな見出しの記事があり、ついついつられてしまったシズクです。

ついつい元ネタもみちゃったのですが、少し主張するところのニュアンスは違っていました。

Facial appearance affects science communication
http://www.pnas.org/content/early/2017/05/16/1620542114

つまるところ、「倫理性」「社交性」「能力」「魅力」にフォーカスした場合…

・その研究が面白いか判断されるうえで著者らの「倫理性」「能力」「魅力」が影響する

・その研究者が「良い研究者」か判断されるうえで「倫理性」「能力」は正の相関、「社交性」「魅力」は負の相関を示す

という結果でした。その他年齢や性別との関連も検討されていましたが、大きな結論としては以下のものでした。

・研究は社会活動のひとつであり、社会情勢や政策と同様に「研究者の人となり」も成果への評価に影響を与える

・どのような研究者であるかは、自身のキャリアや業績への評価、さらには今後の研究活動が進むかどうかをも決定しうる

シズク
シズク

ま、そらそうよね…やっぱコミュ力大事やわ。

冷静に考えれば、研究だけでなく芸能活動や美術、さらに企業活動なんかも同じですよね。その人・組織の活動に賛同して応援しているという。

何をつくるにしても、自身がこれで良いと思う生き方をして、作品に乗せたいと思うシズクでした。

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