【もりのしいたけ農園】収穫までの10日間+注意すべきポイント

シズクのこぼれ話

さる4月某日。今年のGWは「がまんウィーク」とのことで、シズク家も例に漏れずおうちで篭る準備をせっせと進めていました。

そんななか、とある筋(Twitter)より仕入れた情報が、「1週間で大量のしいたけが採れてキノコパーティーができる!」と最近うわさの以下商品…

「しいたけ栽培キット もりのしいたけ農園(森産業株式会社)」!!

採れたてのしいたけ=美味しい」という謎の固定観念を持っていたシズクは、早速この魅力的な商品を購入。4/26からお庭で栽培することにしました。

10秒でチェック!記事のポイント
・シズクの検証結果によると、栽培開始から収穫まで10日程度で美味しいしいたけがたくさん収穫できた。
・主に気を付ける点は、毎日表面を濡らすことと、収穫時にハサミを使うこと!

以前ブログで「しいたけ栽培の様子をアップします」と宣言しており、その有言実行は大事だとシズクは思います。

そこで本記事では、この「もりのしいたけ農園」の開始から成長、そして収穫(+実食)までの記録を写真付きで記したいと思います。

また最後に、栽培してシズクが感じた気を付けるべきポイントについても共有いたします。

農園 1日目〜3日目

「もりのしいたけ農園」の箱を開けてみると、説明書とともに袋に入った菌床が!

4/26 開封&栽培開始。ちょっと触るのが怖いです。

なかなかパンチの効いた見た目をしています。恐るおそるハサミで袋を開け、説明書のとおり表面を水道水で軽く濡らします。その後すぐに袋へ菌床を入れ、袋口の一部を洗濯バサミで止めて、日陰の涼しいところに置きました。

シズク
シズク

おすすめの栽培温度として、朝から夕方は20~23℃、夜は18℃以下が良いとのことです。
シズクは収穫時まで、庭の陰に置きっぱなしで無事生育してくれました!

明くる朝。袋を覗いてみると、早速少し丸く飛び出している部分が出てきました!

4/27朝。お目めみたいなしいたけの赤ちゃんが出現。

うわさどおり、かなり成長が早い様子。これだと本当に1週間で収穫できるのでは!?と期待しつつ、記載にしたがい霧吹きで表面を水で濡らします。

期待に胸を膨らませながら翌日に見てみると、あまり変化がない模様。

4/28。ほとんど変化が見られずちょっと残念。

「さすがに焦るのはまだ早すぎるだろう。一休みひと休み…」と悠然と構え、次の日を待ちます。

農園 4日目〜6日目

4/29。大きな変化はないですね…結構栽培条件が難しいのかな??

しかしながら、翌4/29にも目立った成長はなし。少しお目めの数が増えた程度です。

シズク
シズク

この頃になると、だんだん菌床にも愛着が湧いてきますね…声をかけてみたりして。

4/30には少しだけ大きくなった部分がありますが、そんなに数は増えず。

4/30。ちょっとカサみたいなのができたかな??

心配になったので、少し吹きかける水の量を増やしてみました。

だんだんと、「5〜60個も採れる」なんて奇跡じゃないのか??なんて疑心暗鬼にかられはじめました…が、次の朝!

5/1。月が変わって元気が出たのかな??

一気にたくさんのしいたけが芽吹いてきました!!!

しかも、スーパーでよくみるしいたけっぽい子たちがちょこちょこと…触ってみると柔らかい。

関係あるかわかりませんが、少ししたたるくらいたっぷり水を吹きかけてあげた方が良さそうです。

農園 7日目〜9日目

5/2。だいぶしっかりしてきましたね。

育てはじめて一週間。しいたけらしい色味とともに、そろそろ立派なカサがついてきました。

それにしても、本当に隙間なくしいたけが出てきますね。。疑ってすみませんでした。

5/3。しいたけのカサが丸みを帯びてきました。

さらに翌5/3には、もうほぼ私たちが普段食しているしいたけとしての完成系になってきました!

ここで欲張ったシズクは、「もう少し大きくなるかな??」と、1日ほど待ってみることに。

さて次の日。ウキウキしながら菌床をチェックすると…

5/4。だんだんカサが開いてきました。

ちょっとカサが開いて、形が変わってきました。

説明書をチェックすると、「一定以上は大きくならない。カサが開いてから放置すると、白い胞子を放出してしまうので注意」とのこと!

これを受けて、シズクは夜が明けてから収穫することに決定しました。

農園 10日目→収穫!!

いよいよこの日がやってきました!(といっても10日しか経っていないのですが…)

5/5の収穫日。若干白くなっていますが、その味はいかに…!

菌床にびっしり生えたしいたけ達。いざ採り始めると、想像以上に数が多くてびっくりします。

トレイ代わりのお皿にぎっしりのしいたけ。20個は軽く超えています。

あまりに多すぎて、途中で採るのを中断しました。それでも菌床にはまだまだ十分な大きさのしいたけが残っています。

もう一回同じくらい採れそうですね…嬉しいかぎり。

ウキウキで持ってきたしいたけ達。お待ちかねの実食タイムです!!

今回はシンプルにバター醤油で炒めてみました。ひとつふたつ採って食べてみます…

しいたけのバター醤油炒め。王道が良いですね。

お・・・美味しい!!自分で育てた補正も多分に入っているのでしょうが、市販のものよりやや弾力があって、独特のジューシーさです。

一方で、しいたけ独特の香りやふわふわ感はスーパーのものの方があります。あとそこまで大きいものは出来なさそうですね。実は素焼きも試したのですが、そっちは市販のしいたけに軍配が上がりそうです。

シズク
シズク

たくさん採って、一気に炒めたりして食べるのがオススメですね!

シズクが感じた注意すべきポイント

ここまではシズク家での体験談にお付き合いいただきましたので、これから「もりのしいたけ農園を育てよう!」という方へ少し役立つ情報として、シズクが個人的に考える注意点について共有いたします。

1. 1日に1回は菌床の表面を水でしっかり濡らす

栽培を始めて最初の方は加減がわからずさっと水をふきかける程度だったのですが、菌床が乾くとしいたけの形に育ちにくいようです。実際シズクも最初の方は成長が遅かったです(関係あるかはわかりませんが…)

先にも書いたように、結構したたるくらい水を吹きかけてしまった方が良いと思います。

2. 収穫時は手で抜かずハサミを使う

収穫当日は少なからず心が弾み、シズクはやる気持ちのまま手で引っこ抜いていました。すると、菌床がスポッと抜けて所々穴が開いてしまいました。

説明書を見ると、「菌床を痛めないようハサミで収穫してください」とのこと…汗

可能なかぎり菌床を傷つけない形で収穫した方が良さそうです。

3. 収穫時期を見逃さず、時間をかけすぎない

シズクのしいたけ達は、収穫前に少し白くなっていました。ここからさらに時間をかけすぎると、しいたけが胞子をたくさん飛ばして美味しくなくなってしまうそうです。

収穫時期を見分けるコツは、カサが丸まって裏にヒダがついていればOKとのこと。

食事へ用いるのに十分な量は採れると思うので、無理せず随時収穫してくださいね。

さいごに

一度使用した菌床ですが、毎日水を吹きかけつつ3~4週間寝かせた後、しっかり水に浸ければ再びしいたけが生えてくるらしいです!

シズク
シズク

シズクの苗も現在休養中です。1キットで2回、3回も楽しめるなんて…次の開始が楽しみですね!

個人的には、比較的安価なのに、短期間で大量に、しかも美味しいしいたけが栽培できるこのキットはかなり満足しています。植物はちょっと難しそう…という方にも、手軽にお試しいただけるのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました